冬の山花
名前 漢字 説明 写真
オモト 万年青 ユリ科の常緑の多年草。
中国と日本の暖地の山林に自生するが,また観賞用として鉢植にさる。根茎は一種の配糖体を含み,強心・利尿剤がつくられている。
ジャノヒゲ 蛇の鬚 ユリ科.
別名リュウノヒゲ。名前は葉の形に依っている。常緑多年草。日本,朝鮮半島,中国に分布。山野の木陰や湿地などに生える。初夏の頃,葉間に花茎を出し総状花序をつける。花は淡紫色または白色で,下を向いて開く。花後,濃青色で球形の果実状のものを生じるが,これは果実ではなく,子房が破れたあとに露出した裸の種子である。塊根を干して消炎剤,強壮剤に用いる。



山の花木

名前 漢字 説明 写真
アオキ 青木 ミズキ科の高さ1〜2mの常緑低木。
葉はもとより根や幹の上部に至るまで青々としているところから名付けられた。雌雄別株。別名アオキバ。関東以南の山地、朝鮮に自生。花は春に咲き紫褐色の4弁で小さい。実は冬には赤くなる。
ヤブコウジ 薮柑子 ヤブコウジ科。
常緑低木。アジア東部の暖帯に分布。日本各地の低山や林下によく見られる。群生する事が多い。根を解毒,利尿剤として用いる。
ソヨゴ 冬青 モチノキ科。
フクラシバ、ソヨギ(染用木)、ソメギ(染木)、フクラ、フクラモチ、サヤゴともいう。常緑小高木。本州中部から西の暖地の山地に分布。ソヨゴはそよぐの意。
ツルリンドウ 蔓竜胆 つる性の多年草で、つるは紫色を帯び長さは1m弱になる。
花は淡い紫色で長さは3cm程である。