名前 学名 英名
プリムラ 西洋桜草 Primula polyantha polyanthus primrose
原産地
サクラソウ科 サクラソウ属 中国
大きさ 花期 花径、色
花は花茎の上部に散形状につくが,ポリアンサでは赤,黄,青,白などがあって数花がつき,花冠の中心部の色が異なる。アカウリスでは淡紫色や紅色で,1花茎に1花がつき芳香がある。逆にオブコニカでは多数のピンクの小花が集ってつく。
写真 名前の言われ 説明 花言葉
サクラソウ属の属名であるが,日本の園芸界では通常外国産の同属の種類をプリムラと呼んでいる。 サクラソウ属Primulaは北半球の温帯に広く分布し,約200種があって,特に東アジアの温帯に種類が多い。日本にもサクラソウをはじめ高山帯を中心に数種がある。外国産のいわゆるプリムラとしては,ヨーロッパ原産でイギリスで改良されたポリアンサ種P. polyanthaをはじめヨーロッパ系の種類としてアカウリス種P. acaulis,オブコニカ種P. obconica,中国大陸原産で小花が多数つくチュウカザクラP. sinensisなどがあり,春早く室内を飾る鉢物として親しまれている。いずれもへら形の根出葉をロゼット状に生じ,株の中心から花茎を伸ばす。

名前 学名 英名
プリムラマラコイデス Primula malacoides fairy primrose
原産地
サクラソウ科 サクラソウ属 中国
大きさ 花期 花径、色
花色は白、桃、赤、紅、藤や覆輪など豊富です。
写真 名前の言われ 説明 花言葉
ケショウザクラ、オトメザクラともいう。高さ15cmほどの花茎に、多数の花を輪状に数段つけた、房状花序は豪華でもあります。代表的な品種は桃色の「富士桜」です。本来は宿根草ですが、暑さに弱く夏越しが困難なため一年草として扱います。


名前 学名 英名
サクラソウ Primula sieboldii
原産地
サクラソウ科 サクラソウ属 東シベリアなど東北アジアの冷温帯にも分布する。日本各地の山野の湿地に自生し,また観賞用に広く栽培される。
大きさ 花期 花径、色
4月頃 葉間から直立する長い花茎を出し,その先に数個のピンクの花を散形状につける。花冠は直径約2cmで5つに裂けサクラの花のように展開し,基部は筒状になる。おしべ5本は花冠の裂片と対生し,めしべの花柱は短いものと長いものがある。花色は白色,紅色,紅紫色などいろいろあり,また大きさにも変化が非常に多い。 地下の根茎から長い葉柄のある4〜10cmの長楕円形の葉を多数出す。
写真 名前の言われ 説明 花言葉
日本では江戸時代から盛んに栽培され,園芸品種の数は200〜300もある。これらを総称してニホンサクラソウという。日本産の同属のものには湿地に生じる大型のクリンソウをはじめ,高山性のヒナザクラ,ハクサンコザクラ,ユキワリソウなどがある。


雲南桜草
中国雲南省の原産で桜の花びらのようなやさしい色合と、深い切り込みのある葉に特徴がある。耐寒性がある。