名前 別名・和名 学名 英名
ジギタリス キツネの手袋 Digitslis purprea Fox glove
原産地
オオバコ科 ジギタリス属 二年草 ヨーロッパ
大きさ 花期 花径、色
1m前後 5~7月 白,ピンク,オレンジ,黄,紫,茶,複色
写真 名前の言われ 説明 花言葉
学名のジギタリスは、ギリシア語で「指」を意味する「digitus(ディギトゥス)」が語源で、花の姿が指に似ていることに由来します。

ジギタリスは、株全体に「ジギトキシン」や「ジゴトキシン」といった強い毒があります。これらの毒には、心臓の収縮力を強める作用があるとされてい ます。ヨーロッパでは古くから強心利尿薬として使われ、かつては乾燥させた葉を原料に、薬剤も製造されていました。しかし、近年はジギトキシンなどを化学 的に合成できるようになったため、ジギタリスは薬草として使われていません。

また、ジギタリスの葉は、食用できるコンフリー(ヒレハリソウ)と似ていることから、誤食しやすいといわれています。食べると、下痢や嘔吐、不整 脈、頭痛、めまいなどの症状を引き起こし、心臓停止で死亡してしまう可能性もあります。ヨーロッパでは重症に陥ったケースもあることから、厚生労働省では 注意喚起が行われています。

『不誠実』『熱愛』