中山道(木曾、美濃)

薮原宿

米屋旅館
お六櫛の名産地
お六櫛とは白木のミネバリの木で作った細密なスキ櫛のこと。妻籠宿の  旅籠の娘お六は頭痛で悩んでいた。或る時御嶽権現のお告げでミネバリの木で櫛を作り髪をすくと頭痛が治った。以来この櫛をお六櫛と言い妻籠の名物となった。しかし妻籠のミネバリが無くなり、薮原の物を使った。そこで薮原の藤屋が虚無僧姿に変装し妻籠の技術を習得し、名声まで奪ってしまったと言う。その後300年薮原の特産品となっている。

宮ノ越宿