ハーブ


名前 和名 英名

学名
写真 花言葉 説明 使い道
アグリモニー セイヨウキンミズヒキ Agrimony

Agrimonia eupatoria
杏の香りのする。名前はギリシア語のaguremone(目の中の白い傷)からきている。 消化器官の強壮剤や収斂剤。
アーティチョーク チョウセンアザミ Artchoke-globe

Cynara scolymus
キク科キナラ属の多年草。地中海沿岸原産。日当たりと水はけの良い肥沃な場所が適地。乾燥に注意。
蕾を食用、葉や根は薬用にする。
アニス Pimpinella anisum セリ科の一年草。アジア西部からヨーロッパ東部が原産。
種はクッキー、アップルパイ、ピクルス、ソースに、花はサラダ、葉はピクルスに利用。植物性の天然香料のアニス油(菓子,洋酒,医薬,歯磨きなど)の原料に使われる
アラビアンジャスミン マツリカ(茉莉花)、モウリンカ、マツリ、マリカ Arabian jasmine
Jasminum sambac
モクセイ科のツル性常緑低木。東南アジア原産。
日当たりと水はけの良い肥えた土壌を好む。寒さに弱い。高さ1.5〜3mとなり,葉は対生または3輪生し,広卵形で長さ4〜8cmあり,全縁である。夏に,枝の先に白色で径約2cmの花を3〜12個つける。花冠裂片は円形ないし長楕円形で約9枚あり,園芸品には八重咲きもある。
ハーブティーやデザートに使う。鉢植にして観賞されるほか,花に強い芳香があるので,中国では茶に入れる香料として用いる。ジャスミン茶(花茶)といわれるのがこれである。
アルテミシア Artemisia キク科アルテミシア属
薬草のダイヤモンドとも云われる。この一種のマグワードは日本ではヨモギと呼ばれている。(写真はヨモギ)
アロエ Aloe

Aloe vera
ユリ科アロエ属。アフリカ大陸、マダガスカル島などが原産。
葉の汁液を下剤として用いるほかゼリー状物質をやけど、切り傷などの特効薬として用いる。
アンゼリカ Angelica

Angelica archangelica
セリ科。フランスでは「天使たちの草」と呼ばれる。 サラダ、スープの風味付け、シャンプーなどの香り付けにも使用。
ウインター・セボリー Winter savory
Satureja montana
シソ科。 別名ペパーハーブ。刻んだ葉を肉料理や内臓料理詰め物の他チーズの風味付けに使う。
ウスベニアオイ
薄紅葵 Mallow

Malva syvestris
アオイ科。ヨーロッパ原産。
葉に消炎、緩下作用、花と根には鎮痛や鎮静作用がある。
オリーブ Olive

Olea europaea
モクセイ科常緑小高木、地中海沿岸原産。
世界各地の暖かく乾燥した地方で栽培されている。
未熟の果実を塩漬にして食べ,また熟した果実からオリーブ油をとり,また化粧用の香油や石鹸原料,薬用に使う。
オレガノ ハナハッカ Oregano,Wild marjoram

Organum vulgare
シソ科の多年草。ヨーロッパから西アジア原産。春の終わりにピンク色の花を付ける。
ギリシア語で”山の喜び”の意。暑さ寒さに強いが湿気に弱い。
肉料理、チーズ料理、ピザによく使う。強い芳香と刺激的な辛みが特徴。イタリヤ料理、メキシコ料理によく使う。トマトやチーズにドライで使われることが多い。
カモミール カミツレ(ジャーマン種)、ローマンカミツレ(ローマン種) Camomile
Matricaria chamomilla L. 
逆境に負けないエネルギー、あなたを癒す  キク科の越年草(ジャーマン種)。南欧原産。
暑さと乾燥に弱い。カモミールという名前が、ギリシャ語の「地上のリンゴ」から由来している。日当たりの良い乾燥地を好む。
この葉を熱湯に浮べて飲み物とし,また頭状花の干したものを「カミツレ花」と呼んで,煎じて発汗剤や点眼薬に使う。
ガーリック 大蒜(ニンニク) garlic

Allium sativum
ユリ科
香辛料として広く用いられるほか,薬用としての用途も広く殺菌・抗菌作用があるといわれ,利尿,健胃,駆虫,風邪,血圧降下,鎮静剤など多くの薬効がある。
カレープラント キク科南ヨーロッパ原産
甘いカレーのような香りがする
キャットニップ イヌハッカ
チクマハッカ
Catnip

Nepeta cataria
シソ科ネペタ属の多年草。
猫の大好きなハーブ。
風邪や頭痛胃腸障害に効果がある。
キャラウェイ ヒメウイキョウ Caraway

Carum carvi
セリ科
菓子類によく使う
キンセンカ
(ポットマリーゴールド)
Pot marigold

Calendula officinalis
可憐な愛
別れの悲しみ
原産地はヨーロッパ南部の地中海沿岸地域。同名のマリーゴールドはメキシコ原産でセンジュギクやマンジュギクの仲間。
乾燥させた花や葉は消化器系の疾患に、花は皮膚の健康や消炎、消毒に効果があるとされる。また料理に色を付けるのにも使われ貧者のサフランとも呼ばれる。
クレソン オランダガラシ cresson、water cress

Nasturtium officinale(Roripa nasturtium_ aquaticum)
安定した力 アブラナ科アブラナ属の多年草。ヨーロッパ原産。
サラダ,つけ合せなどに用いる。
コーンフラワー ヤグルマギク 幸福 キク科の一年草。
コリアンダー コエンドロ Coriander

Coriandrum sativum
隠れた長所 セリ科。地中海沿岸原産。
実は完熟すると芳香に変わる。やや湿気のある土壌を好む、移植を嫌う。アジアでは香菜(シャンツアイ)、パクチーとも言う。
食欲と胆汁の分泌を促進させる。エスニック料理との相性がよい。種はクッキーやケーキにも使われる。
コリアンミント カワミドリ、ハイソウコウ(排草香) シソ科の多年草。
別名リンクルドギャイアントヒソップ、アガスタケルゴサ。
葉はサラダや肉料理、ティーに食欲増進、消化不良、風邪、頭痛、下痢、吐き気に有効。
コンフリー ヒレハリソウ comfrey

Symphytum officinale
ムラサキ科シンフィトウム属の多年草。ヨーロッパ原産で広く栽培される。きわめて生活力が旺盛で,葉などを插せば繁殖する。植物全体に白色の粗毛があり,茎は分枝して多少翼がある。葉は長さ20〜40cmの大型の卵状披針形で先端はとがり,下部のものは有柄で基部は茎に流れて翼になる。夏に,茎や枝の先端に尾状に巻いた花序を出し,多数の花をつける。花冠は筒状で先端が鐘形に5浅裂する。花色は,紫,淡紅,白などさまざまである。果実は4分果となる。日本には明治期に観賞用として入ったが,比較的最近にはその強壮剤としての薬効が宣伝されて一時,栽培が流行した。現在でも長野県などの冷涼地で薬用や飼料用として植えられている。 若葉は食用となり,根茎や根は下痢止め,止血などの薬用となる。
サフラン Saffron

Crocus sativus
節度の美 アヤメ科で原産地は不明。雌しべの柱頭部分を乾燥させてサフランスパイスとしてブィヤベースやお菓子などの色づけ香り付けに使います。体を温め気分を高揚させる働きがあります。
サボリ ヤマキダチハッカ

Satureja montana
シソ科サトウレア属の多年草。 消化促進消毒作用がある。
サラダバネット オランダワレモコウ バラ科
サントリーナ ワタスギギク
コットンラベンダー


Santolina chamaecyparissus
キク科
煎じて生理不順、回虫駆除、肝臓機能を高める効果がある
シリマリン マリアアザミ キク科
ジンジャー 生姜。ハナシュクシャ Ginger

Zingiber officinale
ショウガ科。
漢方ではこの種子を健胃,整腸,消化剤として用いる
ステビア Stevia

Stevia rebudiana
キク科。パラグアイ原産。
乾燥葉の抽出液を砂糖がわりに使う。寒さに弱い。
セージ ヤクヨウサルビア (Garden)Sage

Salvia officinalis
家庭の徳 シソ科アキノタムラソウ属(アキギリ属)。地中海沿岸が原産。ヨーロッパでは、古代ギリシア、ローマ時代からハーブとして栽培されてきた。品種は750種以上。
常緑の宿根草。寒さに強い。日当たり風とうしのよい場所に。属名のサルビアは”癒す”の意、種名のオフィキナリスは”薬効ある”の意味。植えてから4〜5年で弱ってくるので植え替えが必要。
草全体に白いやわらかい毛が密につき、高さは30〜70cm。葉は長楕円形でしわがあり、対生。花は紫、青、まれに白色の唇形花で5〜7月に咲く。
全草又は葉を乾燥させたものをうがい薬とするほか、ソーセージなどに香辛料として用いる。殺菌作用、消化促進に優れる。ティーには鎮静作用がある。脱臭、殺菌効果だあるので防虫剤代わりに。
セロリ オランダミツバ Celery

Apium graveolens
セリ科。地中海沿岸からインドが原産。
セルフヒール セイヨウウツボグサ Self heal

Prunella vulgaris
シソ科ウツボグサ属の多年草。ヨーロッパ、アジア及び北アメリカ原産。
別名ヒールオール、ウーンドワート、カーペンターズハーブ、プルネラウンガリス。高さ10〜25pほど。茎は四角形で短い。葉は対生し、細長く伸び、縁は丸いか少し切れ込みが入り、全体に粗い毛がある。茎の先に寸詰まりの花穂をつけ、紫青色 の唇形花を咲かせるがひとしきり花が咲いたあとの8月ごろになると、急に茶褐色に枯れる。葉、茎、花、花穂が傷薬、防腐薬に使われる。やや日陰で水はけの良い湿った土壌を好む。耐寒性がある。タネまき適期3〜5月、9〜10月
センテッドゼラニウム ニオイテンジクアオイ
ニオイゼラニウム
Scented geranuim

Pelargonum spp.
あなたあっての幸福 フウロソウ科テンジクアオイ属の多年草。南アフリカ原産。
日当たりと風通しの良い肥沃な土地が適地。寒さと湿気に弱い。香りの種類で品種が分かれる。
葉や茎には芳香がありお茶や、菓子などの香り付け、ポプリ浴湯料などに使う。
セント・ジョンズ・ワート セイヨウオトギリソウ Hypericum erectum/
St. John's_wort
オトギリソウ科オトギリソウ属 多年草。株分け適期3〜4月、10〜11月。タネまき適期3月。
 ヨーロッパ全域に分布するが、近頃は帰化植物として、わが国でも見られるようになった。茎は直立し高さ30〜60cm。 ヨーロッパでは2p前後の新しい花を、オリーブ油に浸してセント・ジョンズ・ワートというオイルを作り外傷に用いた。 オトギリソウは北海道から沖縄、ロシア(南千島、サハリン南部)、朝鮮半島に分 布し、日当たりのよい山野や草原の縁などに生える。直立する茎は枝分かれし、高さ30〜50pでときに80cmにおよぶ。葉は対生し柄はなく,多少茎を抱く。卵状披針形で先端は丸く,透かしてみると黒色の細かい油点が散在する。夏,茎の上部に小さい黄色の花を多数つける。花の直径は1.5cmぐらい,萼片,花弁ともに5枚,多数のおしべは基部で癒着して5つの束をなし,めしべの花柱は3本ある。
生葉をもんで傷薬にされる。
ソープワード サボンソウ ナデシコ科
ソレル Sorrel

Rumex acetosa
タデ科
スイバの仲間。
有史以前から食用にされてきた。葉をサラダやスープ、オムレツに入れたりする。
タイム タチジャコウソウ common thyme

Thymus vulgaris
勇気・積極的・行動力・活動的 シソ科イブキジャコウソウ属の小低木状の常緑多年草。
南欧原産。暑さ寒さに強く日当たり乾燥を好む。茂りすぎは禁物風通しをよくする。植え替えは春秋で、3〜4年したら株分けする。約15〜25cmの高さになり、ほとんど直線状の細い葉をもち、白または赤みがかった花を輪生。
種類は一般的に、料理用ハーブとしてコモンタイム、ガーデニング用ハーブとしてゴールデンタイム、シルバータイム、レモンタイム、ラベンダータイム、クイーンタイムがあります。その中にマット状になるクリーピングタイムがあります。
ソースやトマトケチャップの香料,咳止めの薬用。フランス料理の”ブーケガルニア”に欠かせないハーブ。長時間過熱しても香りが持続する。シチューや肉のローストに使う。
タラゴン Tarragon,Estragon

Artemisia dracunculus
キク科
暑さ寒さ湿気に弱い。別名エストラゴン。
フランス料理に使われ比較的淡泊な素材にあう。食欲増進、消化促進、健胃などの効能がある。
タンジー キク科
チコリ キクニガナ Chicory

Cichorium intybus
倹約 キク科。ヨーロッパ原産。
葉をサラダやハーブティ
チャイブ エゾネギ Cheive

Allium schoenoprasum
ユリ科ネギ属の多年草。
何にでも使える。花が咲くと葉が堅くなる。
チャービル 西洋アサツキ
ウイキョウゼリ
Chervil,Cerfeuil

Anthriscus cerefolium
誠実 セリ科の一年草
暑さと過湿に弱い。
サラダやオードブル、サンドイッチに使う。”グルメのパセリ”といわれる。
ディル イノンド Dill

Anethum graveolens
セリ科の地中海地方原産の常緑の一、二年草。
マリネやサラダに使う。ピクルスの特有の香りの元。フェンネルの近くに植えると交雑する。和名「イノンド」。セリ科の耐寒性一年草です。
形状はフェンネルとよく似ていますが、ディルの方が花期が早く、丈もフェンネルと比べるとやや小さめです。ただ大きくなることに変わりはないので、鉢植えより地植の方が適しています。種子、葉茎、花、ともに食用に適しています。その薬効も、古代エジプト時代から認められており、つぶした種子の浸出液は、消化不良、ガスによる鼓腹、しゃっくり、胃けいれん、腹痛、不眠症に効くとされ、授乳期の母乳の出をよくする効果もあります。
ディルの場合、ハーブというよりも、その種子のスパイスとしての知名度の方が高い。
花は、ピクルスの風味づけとしてガーキンなどと一緒に漬けられます。種子は、カルシウム、ケイ酸、リンの他、ミネラル塩を多量に含んでいるので、無塩食に使われたり、北アメリカの開拓時代には、子供達にガムのように噛ませていたようです。
料理には、花の部分をピクルスに使う他、葉茎の部分はスープやポテト料理、クリームチーズ、卵料理、サーモン、肉料理に入れたり飾り付けにすると良く合います。種子は、キャベツ料理、アップルパイ、バター、ケーキ、パンに入れるとディル・シードの素晴らしい香りが移ってステキです。
トウガラシ Red pepper

Capsicum annuum
ナス科
ソース原料あるいはカレー粉,七味唐辛子,その他の調味料,皮膚刺激薬(ハップ剤),辛味性健胃剤
ナスタチウム ノウゼンハレン,キンレンカ Nasturtium

Tropaeolum majus
愛国心 ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属の一年草。原産地ペルー。窒素過多では花付きが悪い。代表品種としては、
「ホワリーバード」:矮性品種の代表種。
「ティップトップ」:播種後70日で開花する一重咲きの早生極矮性種。
「ジュエルミックス」:極矮性の中輪咲き混合種。花は八重咲き。
「チェリー シリーズ」:矮性種、一重咲き。
「ゴールデンキング」:匍匐性のつるが1m以上にもなる。一重咲き。
サンドイッチに挟んだりサラダに入れてマスタードやコショウの替わりになります。クリームチーズともよくあう。花も葉も実も生で食べられる。
パースニップ アメリカボウフウ ユーラシア大陸原産のセリ科の2年草。明治のはじめに渡来。
ワイルドハースニップ、ホワイトキャロットとも言われる。学名はラテン語でパスティカは食料、サティヴァは栽培するという意味から来ている。葉や根を人参と同じようにサラダや料理に使います。利尿作用、鎮静作用、食欲増進効果もあります。日当たりと水はけの良い石灰質で肥えた深い土壌を好む。夏の蒸し暑さが苦手。
バジル メボウキ Basil,Sweet basil

Ocinum basilicum
憎しみ
深み
シソ科メボウキ属。アジア、アフリカの熱帯原産。イタリア名バジリコ
一年草。一年草で暖地に自生し、草丈約30cm。寒さに弱い。トマト、オリーブオイルとの相性がいい。ハーブの中で一番栽培しやすい。フランスでは「ハーブの王様(王家の薬草)」とも言われる。
パセリ オランダゼリ Pasley

Petroselinum crispum(Apium petroselinum)
セリ科の越年草。地中海沿岸が原産。半日陰のやや湿った土地を好む。
ビタミンやミネラルを多量に含む。ギリシア、ローマ時代には薬用として利用されていた。広葉タイプ(イタリアンパセリ)と縮葉タイプ(カーリータイプ)
があるが日本では縮葉タイプが栽培されている。ビタミンA,Cが多い。全草無毛で,高さ60cmほどになる。葉は長い葉柄をもつ3出羽状複葉で,裂片は細かく,著しくちぢれている。花は2年目の株につき,複散形花序をなして淡黄緑色の小花を多数つける。植物体全体に特有の香りがあり,ヨーロッパでは古くから食用にされた。
付け合わせやサラダに。葉の潤い成分で浸出液にしてヘヤトニックやローションに。
ヒソップ ヤナギハッカ Hyssop

Hyssopus officinalis
清潔 シソ科の多年草。地中海沿岸から中央アジア西部の原産。
高温多湿に弱い、植え替えを嫌う。花は青、ピンク、白、紫など。
肉や魚料理によく合う。リキュールの香味付けや香水の原料に使用。凛とした香り。
フェンネル ウイキョウ fennel/
Foeniculum vulgare
強い精神力 セリ科の多年草。南欧原産。
魚のハーブの代表格。比較的丈夫でやせた土地でもよく育つ。高温多湿に弱い。植え替えを嫌う。
魚料理で生臭みやアブらっぽさを消すのに使用。消化不良や胸焼けにも効果的。果実からとる精油は石鹸,リキュールなどの香料。
フラックスコモンホワイト アマ Flax

Linum usitatissimum
アマ科の一年草。西アジア原産。
別名フラックス、リンシード。日本には元禄時代渡来。種子は緩下薬、呼吸器・胃腸系の抗炎症薬。日当たりと水はけのよい乾いた砂質の土壌がよい。移植を嫌うので直播きがよい。葉は互生し、線形で先がとがる茎は直立し先に径5cmほどの5弁の白花を夏に咲かせる。
ベイ ゲッケイジュ
ローレル
laurel
noble laurel
victoris laurel

Laurus nobilis
クスノキ科の常緑高木。南欧原産
葉は精油を含み,乾燥して香料,料理用とする。肉や魚介料理に使う。
ヘリオトロープ キダチルリソウ Heriotrope

Heliotropium arborescens
ムラサキ科ペルー原産。
花は枝先に多数つき白色か青紫色の小花で,花筒の上部は5裂して直径3mmぐらいになる。花には強い芳香があり,これからとる香油は香料として有名なヘリオトロープ油である。根には有毒物質が含まれているという。香水草,香水木の名もある。
ベルガモット タイマツバナ Bergamot
Monarda didyma
シソ科。北アメリカ東部原産。
のどの痛みや気管支炎に効き目があるといわれる。モナルダ、ビーバームともいう。
ホースラディシュ ワサビダイコン、セイヨウワサビ Hoseradish

Armoracia rusticand
アブラナ科。東ヨーロッパ原産。多肥多湿を好む。
 (アブラナ科Cruciferaeセイヨウワサビ属Armoracia)
   別名:ワサビダイコン、セイヨウワサビ、レホール
 ホースラディッシュは、ヨ−ロッパ東南部原産で、根にワサビに似た辛みと香気があり、ローストビーフなどの肉料理には欠かせないスパイスです。スーパーでローストビーフを買った時に付いてくる白いスパイスで、レホールと書いてあるものが多いでしょうか。
 欧米では、食欲増進剤として広く知られており、歴史も古く、紀元前にギリシアでも利用されていそうです。ただし、ヨーロッパ各地に広まったのは13世紀頃からだそうで、日本には明治の初めに、アメリカから導入されました。
栽培
 栽培の最初は、苗を購入するか、種根から育てます。種根と言っても料理用に売られている根で十分です。
 春に根の一部を輪切りにして、川砂に3/4程度埋め20℃前後で管理すると、周囲に不定芽が発生します。この芽が十分に大きくなり、発根したら切りは離して植付けます。
 植付け場所は、肥沃な涼しい場所が良く、夏は特に日陰になる場所が良いでしょう。根は深くなりますので、植付け場所もなるべく深く耕します。また、この時、1平方を基準に、完熟堆肥20リットル、過リン酸石灰50グラム、腐葉土20リットルを充分にすき込むと良いでしょう。 冷涼地では、自生が見られるほどですから、後は特別な管理の必要はありません。
収穫
 根は2cm以上の太さになれば随時収穫出来ますが、晩秋から早春にかけての、寒い時期が最適で、開花から夏の間の根は、辛みがあまりありません。 また、若葉や花も料理に利用出来ます。
粉わさびや焼き肉にかけるホースラディッシュソースの原料、肉及び魚介料理の添え物にする。利尿剤としても使用する。
 料理用としては、火を通すと風味が失われますので、生か乾燥したものをすりおろして使用します。最も一般的な利用方法は、そのまま、あるいはソース類に混ぜて、ローストビーフやステーキ、ソーセージなどの肉料理、魚介料理の薬味として使用します。 また、おろしたものに醤油をかけて、熱々のご飯にのせて食べると美味しいそうです.
 香りが失せやすいので基本は、使う直前に薄く皮をむいて、そのつど必要なだけすりおろしますが、おろし過ぎて余ったものは、冷凍保存します。根は、丸ごと白ワインビネガーやりんご酢に浸して冷蔵保存すると良いそうです。 薄くスライスして、乾燥保存も可能で、これを粉末にしたものに、からし粉、着色料などを混合し練りわさびを作っているそうです。 根以外にも、柔らかい若葉や花をサラダに添えると、ピリッとした辛みが加わります。ただし、生長した葉は苦み出て食用には適さないようです。
用途、効能
 辛みの素は、ワサビやカラシと同じシニグリンと言う配糖体で、すりおろす事で加水分解されたり、酵素のミロシナーゼにより分解されイソチオシアン酸アリルと言う辛味成分になります。
 薬効としては、鎮咳、抗菌、殺菌、血行促進、利尿などがあり、ヨーロッパでは中世の時代から、壊血病、坐骨神経痛、のどの痛み、消化不良などの薬として利用されていたそうです。その他にも、肉などの生臭さを消すほか、細菌類の繁殖を抑える作用があります。
 薬用として服用する場合は、刻んだ新鮮な根10グラムに、熱湯をカップ一杯注ぎ、5分程度蒸らしてから飲みます。 また、筋肉痛や凝りなどの湿布剤として使う場合は、すりおろした根をガーゼにはさみ、患部当てて下さい。 ただし、多量に服用すると胃腸の粘膜に炎症を起こすことがあり、特に胃炎などの症状がある場合は、注意しましょう。
ホップ セイヨウカラハナソウ Hop

Humulus lupulus
クワ科。 ビールに苦みと芳香をつける材料として知られている。健胃、鎮静、利尿作用があります
ボリジ ルリヂシャ、ボラゴソウ Borage

Borago officinalis
鈍感 ムラサキ科ボラゴ属の一年草
星形の美しいブルーの花を咲かせる。梅雨と夏の暑さに弱い。
サラダや菓子に使用する。
マグワート オショウヨモギ Mugwrt

Atemisia vulgaris
マジョラム マヨラナ Sweet marjoram

Organum majorama
シソ科ハナハッカ属の多年草。北アフリカ、アジア原産。
株分けや挿し木の方が簡単
甘い香りがあり、肉類に合う。
マスタードグリーン セイヨウカラシナ 主にヨーロッパやアメリカなどで栽培されています。カラシナの仲間で、葉は長円形。一般に先端が細かくカールするのが特徴です。葉をかむと、ピリッとした辛みがあります。 細かく刻んでサラダに入れたり、サンドイッチにはさんだり。クレソンやカラシナと同じように考えて、いろいろ応用しましょう。漬け物にもできます
マロウ ウスベニアオイ、ハイアオイ Malva syvestris 温厚 アオイ科の多年草。かっては飢饉の時の食べ物であった。湿気に弱い。
ミント ハッカ、メグサ Mint

Mentha spp.
シソ科の多年草。
ギリシア・ローマ時代から薬として利用されてきた。神話に出てくる女性の名前ミンテスから由来している。湿気を好む。成長が早いので根詰まり、肥料不足に注意。
ミントティーにして消化不良や清涼効果で食後に。肉料理にミントソース。ハーブバスでリラックス効果。
モナルダ タイマツバナ bergamot、Bee balm
Monarda didyma
シソ科ヤグルマハッカ属多年草
長卵形で先がとがった軟毛の生えた葉が対生し、夏に茎の先端に炎のような赤色の花を咲かせ、60cm〜150cmほどの高さになる。イタリア産のベルガモット・オレンジに香りが似ているので「ベルガモット」とも呼ばれる。日当たりが良く風通しが良い場所で肥沃な土で栽培すると良いです。やや湿り気がある土を好み、乾燥に弱いので、十分に水やりをします。、うどん粉病にかかりやすい。

花と葉はハーブティーに、また紅茶とのブレンドなどに利用されます。

ルーサーン ムラサキウマゴヤシ Lucerne

Medicago sativa
マメ科の1年草。地中海西アジア原産
モヤシ状態はアルファルファともいう。
レモンバーベナ コウスイボウ,ボウシュウボク Lemon verbena

Aloysia triphylla
クマツヅラ科の南アメリカ南部原産の落葉小低木。
夏はダニがつきやすい。
葉をハーブティ、サラダ、飲み物、ジャム、ソースなどの香り付けに使う。
レモンバーム コウスイハッカ、セイヨウヤマハッカ
メリッサ
Lemon balm

Melissa officinalis
思いやり シソ科。ヨーロッパ南部から西アジアの原産。
暑さ寒さ病虫害に強い。
お茶は鎮静・強壮作用がある。ティー、牛乳、ジュースの風味添え。肉料理、サラダ、デザートに幅広く使用される。
ヤロウ セイヨウノコギリソウ common yarrow

Achillea millefolium
指導 キク科の多年草.。ヨーロッパ原産。砂を多く含む土壌を好む。
通称「兵士の薬草」や「止血草」と呼ばれた。
切り花やドライフラワーに適する。
ラベンダー Lavender

Lavandula angustifolia
不信 シソ科ラバンジュラ属。地中海沿岸が原産。
ラテン語のラヴァンドから由来し”洗う”という意味を持つ。清潔さ純粋さを象徴。草丈40〜80cm。
鎮痙、鎮静、利尿、興奮などの作用がある。
リコリス カンゾウ 誓い
ルバーブ ショクオウダイオウ rhubarb

Rheum rhaponticum
忠告 タデ科。シベリア南部原産。よく日の当たる保湿性の良い肥沃な土地が適地。
葉柄部をフキと同様に食用とし,またゼリーやパイに加えるほかジャムにもつくる。
レディスマントル ハゴロモグサ Lady's mantle

Alchemlla vulgaris
レモングラス コウスイガヤ lemon_oil grass

Cymbopogon citratus
イネ科。インド南部、スリランカ原産。高さ150cm内外。

強いレモンの香りがあり,葉や根などを蒸溜して得る精油はシトラールを含み香水,石鹸,化粧料などに用いられる。
ロケット キバナスズシロ Rocket

Eruca vesicaria subsp. sativa
競争 アブラナ科キバナスズシロ属。地中海地方原産。別名ルッコーラ。日当たりの良い肥沃な土地が適地。青虫がつきやすい。
ゴマの味と辛みがある。サラダや肉料理の付け合わせ。利尿、消化促進作用がある。
ローズ バラ Rose

Rosa spp.
バラ科
花弁を生でサラダ、サンドイッチ、ジャムなどに使う。乾燥させてお茶やポプリ。実はジャムやゼリー。
ローズマリー マンネンロウ Rosemary/
Rosemarinus officinalis
あなたの存在は私をよみがえらせる シソ科の常緑性灌木。地中海地方原産。
日当たりと水はけを好む。丈夫で病害虫に強い。木立ち性タイプ(Upright rosemary)と地をはうタイプ(Prostrate rosemary)があります。
南仏料理、イタリア料理によく使われる。肉料理やシチュー魚料理に向く。強壮、健胃、利尿、駆風、防腐などにドライや生葉が使われます。香料、香水などにも使われる。花はサラダの飾り付け、砂糖菓子などにも使う。血行を促す効果から入浴剤やマッサージオイルに。香料成分はピネン、シネオール、竜脳。
ロベリアジャイアント オオロベリアソウ キキョウ科多年草。アメリカ東部原産。
サワギキョウの仲間。日当たりと風通しがよく水分が多く腐植質に富んだ土を好む。
古くは薬草として梅毒の治療や気管支炎、喘息、リュウマチに使われたが、有毒物質のロデリンを含むため使用はさけた方がいい。
ワイルドストロベリー Wild strawberry