秋の庭の花木

名前 漢字 説明
カンボタン ボタンのうち、11月末から1月にかけて花が開く。写真は鶴岡八幡のボタン園のもの。
キンモクセイ 金木犀 モクセイ科モクセイ属。
この花が香るようになるとキノコの季節です。常緑小高木。ケイ(桂)、ケイカ(桂花)ともいう。中国原産。中国では丹桂。(10/7撮影)
コムラサキ クマツズラ科落葉低木。
庭木として植えられるのはコムラサキで,これを「ムラサキシキブ」と呼ぶことが多い。
サザンカ 山茶花 ツバキ科の常緑小高木。四国,九州から南西諸島の山中に自生する。庭木としても普通に栽植される。ツバキとともに日本で改良された花木の一つである。10〜12月頃,枝先に柄のないやや大きい5弁の花をつける。自生品の花は白色であるが,園芸品には紅色,淡紅色,絞り,八重咲きなどいろいろある。
センリョウ 千両 センリョウ科の小さな常緑低木。アジアの温暖帯から熱帯に広く分布し,日本でも東海地方より西の山地林内に自生する。庭木としての栽培も普通である。茎は高さ50〜80cm,緑色で柔らかい。節はやや隆起し,葉は十字対生,上半にだけ鋸歯がある。夏に,茎頂に複穂状花序をつけ黄緑色の細かな花が咲く。
タチバナモドキ 橘凝 中国原産のバラ科タチバナモドキ属の常緑低木。ホソバノトキワサンザシ、ピラカンタ、ピラカンサスとも呼ばれる。果実は橙赤色で栽培品種に赤色のものがある。
チャ 道ばたに咲いていたお茶の花です。
ツバキ 常緑高木または低木。園芸品種の総称。古くから広く各地の庭園に栽植され、世界的にも人気がある。母種のヤブツバキは高さ10mに達する高木となる。種子から椿油をとる。材は堅く緻密で,農工具の柄,ろくろ細工,印材などに用いられる。園芸品種は花が大型で,花の色,花の形,葉の形などにさまざまなものがある。
ナンテン 南天 メギ科ナンテン属の常緑低木。(98/11/30撮影)
インド、中国の原産。ナンテンチク(南天竹)、ナンテンショク(南天燭)とも呼ばれる。野生化したものが中部以南の山野に自生する。果実を干したものは南天実として咳止めなどに用いる。
ビワ 枇杷 バラ科の常緑高木およびその果実中国南西部原産。日本には古代に持ち込まれたと考えられている。
マルバヒイラギ ヒイラギの園芸種。葉が円形。高木になる。
マンリョウ 万両 ヤブコウジ科の常緑小低木。観賞用にも栽培される。茎は直立し高さ30〜100cmとなり,まばらに分枝する。全体に毛がなく,葉は互生し,長さ7〜12cmの長楕円形で鋸歯の間に内腺体があり,表面には明点と黒褐色の点がある。7月頃,散房花序を頂生し,白色の5弁の小花を集めてつける。花は径8mmほどで星形であるが,基部は合着して浅い杯状をなす。
モッコク 木斛 ツバキ科の常緑高木。
東アジアの温暖帯に広く分布。