伊吹山の植物2004年8月10日に伊吹山に行きました
2010年再び行きましたが、相変わらずマナーの悪い人がいるようです、山に監視カメラの必要な時代になるのでしょうか。
山のマナーは守りましょう
アカソ 明るい落葉広葉樹林の林縁や谷筋などのやや湿った場所に生育する。茎の高さは50〜80cmで、葉柄とともに赤色を帯びる。葉は対生。花期7〜9月。
白花です
アキチョウジ。シソ科ヤマハッカ属。岐阜県以西〜九州の山地の木陰に生え、高さ60〜90cm。葉は対生し柄があり狭卵形。まばらに毛があって先端は鋭くとがる。茎の先や葉の脇から花穂を出し、細毛のある短い花柄の先に青紫色の唇形花をつける。花冠は長さ1.7〜2cmで、上唇は4裂し、下唇は舟形となる。萼の上唇は3裂し、下唇は2裂する。花期は8〜10月
アキノキリンソウ。キク科アキノキリンソウ属。草原から明るい森林に生育する。和名は秋に咲く麒麟草であり、花が美しいのでベンケイソウ科のキリンソウにたとえたものという。別名アワダチソウといい、花が泡立つように咲くとの意味。
アケボノソウ。リンドウ科センブリ属。山野の沢沿いや湿地に生える。草丈60〜80cm。葉は対生。 葉身は卵形から披針形。 長さ5〜12cm。 葉先は鋭尖頭で3本の主脈が目立つ。 葉縁は全縁。茎頂や葉腋から花柄をだし、直径2センチほどの白色の花をつける。 花冠は5深裂。 裂片の先には緑色を帯びた2個の円状の密腺と黒紫色の斑点がある。蜜腺からは蜜を分泌し、虫がよく集まる。
   アズマイチゲ。キンポウゲ科
イヌトウバナ(犬塔花)。シソ科トウバナ属
北海道から九州までの山地の小陰に生える。高さは20〜50cmになる。枝先の花穂に白色でやや淡紫色を帯びた唇形花をつける。花期は8〜10月。
イブキアザミ。
イブキコゴメグサ。
イブキシモツケ。
イブキジャコウソウ。
イブキタンポポ。キク科
イブキトラノオ(タデ科)は北海道から九州の山地や高山の草地に群生する。
イブキトリカブト。
画像なし イブキノエンドウ(伊吹野豌豆)。マメ科。
高さ30〜60cm。
イブキハタザオ。
イブキフウロ(伊吹風露)
フウロソウ科、フウロソウ属
花期:7−8月
高さ30〜80cm,
花弁の先が切れ込んでいる
イブキボウフウ。
イブキレイジンソウ。
イワアカバナ(岩赤花)。アカバナ科。

山中の湿地に生える多年草。花の付いている部分が長く伸びているのが特徴的。 

ウツボグサ。
ウマノアシガタ。
エゾフウロ。
オオバギボウシ。
オオハナウド。
オオマムシグサ。
カノコソウ。オミナエシ科。
カラマツソウ。
カワラナデシコ(河原撫子)
ナデシコ科の多年草で,日本各地の山野に広く分布する。茎は直立し数本固まって生え,高さ50cm内外。葉は線形で対生し,まばらに分枝した先端に,淡紅色で直径4〜5cmの美しい花をつける。花弁は5枚で先端は糸状に裂ける。
キバナカワラマツバ(黄花河原松葉)
キバナノレンリソウ。
キンバイソウ(金梅草)
キンミズヒキ(金水引)
バラ科の多年草で。全草に毛を生じ,羽状葉が互生する。茎の先端が数本に枝分れして,各枝に多数の黄色の小花を穂状につける。萼片も花弁も5枚で,12本のおしべがある。果実は残存する萼の内側にでき,その萼には多数の鉤状の毛があり,人や動物に付着して運ばれる。花序がタデ科のミズヒキに似ており,花が黄色いのでこの名がある。
キオン(黄苑)
キク科の多年草。茎は直立し高さ1mに達する。葉は広披針形で互生し,縁に浅い鋸歯がある。夏,茎の上部に多数の黄色頭花を散房状につける。痩果には白色の冠毛がある。
キヌタソウ。
キリンソウ(麒麟草)
ベンケイソウ科の多年草。太い根茎から何本もの茎を群生する。茎は斜めに立上がり,長さ5〜30cmで緑色。葉は互生し,倒卵形ないし長楕円形で先端は丸く,基部は楔形で鈍鋸歯があり,著しく肉質である。6月,茎端に総状の集散花序を出し多数の黄色花がつく。花は典型的な5数性で,萼片,花弁,おしべ,めしべはすべて5個ずつある。
。キンミズヒキ
クガイソウ(九蓋草)
ゴマノハグサ科の多年草。高原の草地に生じる。茎は根もとから数本立上がる。高さ1m内外。ほとんどが分枝せず,広披針形で鋸歯をもつ葉が4〜6枚ずつ数層にわたり輪生する。盛夏に,茎頂に穂状の花序をなして青紫色の小花を密につける。穂の長さは15cmに及ぶ。葉が何段にも重なってつくのでこの名がある。
クサタチバナ。
クサフジ(草藤)
欧文つづり:Vicia cracca
マメ科の多年草。原野や山麓地帯の草地に生じる。地下茎が発達している。茎は稜をもち,つるとなる。葉は互生し,羽状複葉で先端が巻きひげとなる。小葉は互生し,線状披針形。花は枝先の葉腋に生じる総状花序につき,藍紫色の蝶形花冠である。花の長さは6mm,莢果は長さ2.5mmで5粒の種子がある。
クサボタン(草牡丹)
キンポウゲ科。高さ80〜100cm。和名は葉が牡丹に似るから。
クルマバナ(車花)
シソ科の多年草。原野に広く自生する。茎の高さ40〜60cm,ほとんど直立し,全草に短い粗毛をもっている。葉は対生し卵形で,波状の鋸歯がある。盛夏に,茎の上部の葉腋に,小さな桃色の唇形花が輪生する。
グンナイフウロ。
コイブキアザミ(小伊吹薊)伊吹山頂のお花畑に非常に多いアザミの一種。伊吹山頂のような石灰岩地で、表土がよく乾燥し、風当りの強いところに適して、ヒメアザミから生じたと考えられる新しい種で、この山の特産種である。茎頂に赤紫色の頭花が円錐形に密集して咲き美しい。
コオゾリナ。
コオニユリ(小鬼百合)
ユリ科の多年草。日本各地のあまり乾燥しない,日当りのよい山地や高層湿原などに生える。オニユリよりも葉が細く,新しい鱗茎は母鱗茎と離れて生じ,オニユリのように珠芽(むかご)をつくらない。茎の高さ1〜1.5m。盛夏に,茎の梢に2〜10個の橙赤色の美しい花をつける。鱗茎は苦みが少く,食用に適する。
コバノミミナグサ。
ゴマナ
サラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科の多年草で。高さ1mにも達する。葉は3出を2,3回繰返す大型の複葉で,長い柄をもって互生する。葉柄のつけ根は膜質になって幅が広がり,茎を抱いている。7〜8月,茎頂に長さ20cmもの花穂を出し,多数の白色小花を密につける。個々の花には短柄があり,花弁は白い線形で早く散るが,多数あるおしべが白い糸状に残って壜洗いのブラシのようにみえる。果実は袋果である。
シオガマギク。
シシウド
セリ科の大型の多年草。山地のやや湿った向陽地に生える。高さ2mに達し,枝先や葉裏の脈上には細毛がある。茎は直立し,円柱形で中空。葉は2〜3回羽状に分れ,葉柄の基部は鞘状にふくれて茎を抱き,茎の上部では若い花序を包んでいる。花は8〜10月に巨大な複散形花序をなして咲き,花序全体の直径は30cmにも達して,多数の白色小花がつく
シモツケ。
シモツケソウ(下野草)
バラ科の多年草。根出葉と下部の茎葉とは羽状に数対の側小葉をつけ,先端の小葉(頂小葉)だけはさらに掌状に5〜7片に裂ける。茎の高さは50〜80cmとなり,互生する茎葉の基部には膜質の托葉が2片ある。夏に,茎頂に散房花序をつくって,細かな紅色の花を多数密集してつける。個々の花は径5mmほどで,通常は5弁,多数の長いおしべがあり,中央には数本のめしべがある。
シュロソウ(棕櫚草)
ユリ科の多年草で,バイケイソウ属の1種。北半球温帯の林内や草地から高山草原にまで広く分布する。広楕円形で短い柄のある20〜30cmの葉を根もとから出す。葉の基部は鞘となり,冬は地上部が枯れるが,この葉鞘の脈がシュロ糸のようになって何年も残るので,この名がある。夏に,50cmあまりの花序を総状に出し,多数の6弁の小花を開く。花被片は紫褐色である。
   スハマソウ。
   セツブンソウ
タカトウダイ。
   
タムラソウ(田村草)
キク科の多年草。根茎は木質で横にはい,茎は1m以上になる。葉は互生し,卵状長楕円形で羽状に深裂し,とげはない。秋に,枝の先端に紅紫色の頭花をつける。花は一見アザミの類に似ているが,痩果が無毛で花床上に斜めについていること,冠毛が羽毛状にならないことなどで区別される。また葉にとげがないこともアザミ属とは異なる。
ツリガネニンジン(釣鐘人参)
キキョウ科の多年草。茎は高さ40〜100cmに達する。形態に変化の多い植物で,根生葉は円心形であるが,茎葉は長楕円形,卵形,線状披針形などいろいろあり,鋸歯の形にも変化が多く,また葉序も通常は3〜4枚の輪生が多いが,互生,対生など株により非常に変異に富む。秋,円錐花序を頂生し,淡い青紫色で長さ2cmほどの鐘形の花を下向きにつける。地方によってはトトキと呼び,古くから若葉を食用にし,また根を干して薬用にした。
ナギナタコウジュ。
ニセイブキゼリ(セリ科)
 深山に生える高さ30〜80センチの多年草である。葉は2〜3回羽状に分れ、小葉は卵形に深く切れ込んで、セリの葉に似ている。本山産のこの種は以前、中部地方以北に分布するイブキゼリとされていたが、再検討の結果、差違があるので、新しい名が付けられた。
ニッコウキスゲ
ノダケ
セリ科。全草に独特の香気がある。根は肥厚し,茎は高さ1.5m内外,直立し上部で分枝する。葉は互生し,羽状に分裂して,葉柄の基部は幅広い鞘となって茎を抱く。9〜11月に,枝先に複散形花序をつけ,1枚の総包片が球形の鞘をなして,若い花序を包む。花はセリ科には珍しく暗紅紫色をしているが,まれに白花のものもある。根を乾燥したものは芳香があって,わずかに苦く,風邪薬として煎じて飲む。
バイケイソウ。
ハクサンハタザオ。
ハクサンフウロ(白山風露)
フウロソウ科の多年草。一名アカヌマフウロ。夏に,径3cmぐらいの紅色の花が開く。5枚ある萼片は緑色で花弁より小さく,花弁も5枚で紅色の倒卵形,同属の他種に比して花弁の脈は目立たない。北海道産のエゾフウロの変種とされる。
ハナヒリノキ。
ヒメフウロ(姫風露)。フウロソウ科。
ヒメレンゲ。
ヒヨクソウ。
フジテンニンソウ(富士天人草)
シソ科の多年草。地下に太い根茎があり,地上茎は太く四角柱状で高さ50〜100cmとなって下部は木化する。葉は対生し長さ10〜20cmの長楕円形,黄緑色で光沢はない。8〜9月頃,枝先に穂状の花序をつけ,淡黄色の花を密生する。花は2〜3花ずつ包葉に包まれ,包葉の先端は尾状にとがる。花冠は筒状で先が唇形,おしべ4本とめしべ1本を花外に突き出す。テンニンソウの亜種。
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)
キク科の多年草で,大型で茎は40〜120cmぐらいになる。全体に無毛で根出葉は長い柄があり,径30〜40cmの大きな腎円形で基部は深い心臓形をなす。縁には鋸歯があり上面の脈上にはまばらな毛がある。7〜8月,散房状に黄色の頭花をつける。外側に大きな舌状花,内側に多数の管状花が集り,総包は緑色で大きい。冠毛は赤褐色で1cmあまりになる。牛馬が食べないため牧場などで食べ残されて目立つ。
ミゾソバ。
ミツバフウロ。
ミツバベンケイソウ。
ミヤマコアザミ。
メタカラコウ(雌宝香)
キク科の多年草。根出葉は長さ,幅とも20cm前後の三角状心臓形で長柄をもち,不整の歯状鋸歯が目立つ。茎葉は3枚で互生し,上部のものほど小さく,葉柄基部は広い鞘となる。夏に,茎の先に短柄のある黄色の頭状花を総状につける。各頭花の周辺には長さ2〜3cmで1〜3個の舌状花があるが,まれにないものもある。中央には両性の管状花が数個ある。総包は細い管形で5片から成る。
リュウノウギク
リンドウ。
ルリトラノオ
ゴマノハグサ科。伊吹山の頂上草原にのみ生育する多年草。8月にクガイソウと共に開花しますが、葉が対生(ルリトラノオ)か輪生(クガイソウ)かで簡単に区別することができます。伊吹山固有種であることから絶滅危急種に指定。
ヤマアジサイ(山紫陽花)
ユキノシタ科の落葉小低木で,日本各地の山地に自生する。サワアジサイともいう。ガクアジサイの変種とされるが,母種に比べて枝が細く,葉も幅の狭い長楕円形で先端は尾のように伸びることが多い。夏に,大きな散房花序を出し,花序の直径は8〜10cm,外周部に淡青色の装飾花が並び,中心部には細かな青色の両性花が集る。
ヤマガラシ
ヤマハッカ。
ヤマホタルブクロ。
ヨツバヒヨドリ
ワレモコウ。